トップページ > <金澤一郎先生追悼> 「脳科学研究」:総合的人間科学の構築と社会への貢献|特別回
特別回 2016年4月12日(金) 18:30~20:30
<金澤一郎先生追悼> 「脳科学研究」:総合的人間科学の構築と社会への貢献 ゲスト:鼎談 |
2016年1月20日に亡くなられた金澤一郎先生の、多方面にわたるご活躍は、多くの人の知るところですが、科学技術・学術審議会「脳科学委員会」の主査も務めておいででした。認知、記憶、思考、情動、意志等を司る人間の本質をなす器官である脳についての研究は、近年の分子生物学や情報科学の進展により、さまざまな分野で成果を上げています。また一方で、社会への影響の大きさも予想され、これらの研究の振興と評価を総合的に判断するこの審議会の重要性は、超高齢社会となった日本において益々増してゆくことでしょう。
金澤先生の委員会から文部科学大臣に提出した答申につけられた表題から、「総合的人間科学の構築と社会への貢献」をキーワードに、この答申作成WG主査を務められた宮下保司さんと、金澤先生の高校時代からの長年のご友人でいらっしゃる榊原英資さん、そして脳科学委員会の一員でもあり、また多くの活動を共にされてきた、室伏きみ子さんのお三方に、金澤先生がなさってこられたお仕事について語って頂きました。
今回のデザート |
【参加者からの言葉】 |
最も大変な時期に学術会議の長として大変な思いをされたことと思います。感謝いたします。(60代以上 男性) |
とても良い追悼の会だったと思います。ご発言になったすべてのお話が内容があり暖かく心地よく聞かせていただきました。金澤先生のお人柄のなせる技だったのでしょう。直接のお付き合いがなかったのが、残念でなりません。(60代以上 女性) |
本日初めて金澤先生のお話を聞きましたが、素晴らしい業績もそうですが、お人柄の良さを語られる皆様のお話が印象的で、ご本人のお話を聞いてみたかったなと思いました。ありがとうございました。(30代 女性) |
金澤先生を生前存じ上げなかったため、興味を持ちにくい話題もありました。このような立派な方がいらしたということを知り、感銘を受けました。奥様のお話は心温まるものでした。ありがとうございました。(30代 男性) |
わかりやすいスライド、解説と面白いトークがとても聞いていて楽しかったです。 |
#サイエンスカフェ