日本相撲史 新訂版
日本の国技・相撲の神髄がわかる!
日本の国技・相撲の真髄がわかるはじめての本です。相撲は、いつから、どのように始まったのか、その紆余曲折の歴史は……。番付の意味は、土俵入りの意味は、かつてどんな力士がいたのか、さらに、なぜその力士が勝ったのか、その決まり手はどのようにして成功したのか、仕切り・立ち合い等々のかけ引きは……。私たちはほとんど何も考えずに観ていますが、それらのことを知ったら、ますます相撲が好きになるし、なぜ相撲が国技なのかも自然にわかってきます。
原書の文語調の格調高さを残しながら、本文は現代表記で読みやすくなっています。
<昭和18年、冨山房発行の復刻版>
<著者紹介>
横山 健堂(よこやま けんどう)
明治5(1872)年、山口県、萩生まれ。本名、横山達三。東京帝国大学卒。
読売新聞記者、大阪毎日新聞記者を経て、國學院大学教授、駒沢大学教授を歴任。
明治41(1908)年から、「黒頭巾」の名で『読売新聞』に「新人国記」を連載。
維新史の造詣が深く、漢文調の文体による人物評論を得意とした。
昭和18(1943)年、逝去。
著書に『日本近世教育史』『旧藩と新人物』『大将乃木』『薩摩と琉球』『大西郷』『高杉晋作』など多数ある。