世界各国で伝えられてきたお話
世界で名高い作家たちの童話
その傑作を選び出した名編

[主な内容]
お珈ごよみ、大寒国、親指トム、豆のはしご、わがままな大男、
長靴をはいた猫、母をたずねて三千里、いたずらウサギ、湖水の女王、
愛と心、魔法の笛、ドン・キホーテの武者修行、イワンの馬鹿、
呪いの指輪、こじきの騎士、人間が鬼になった話、霜の花嫁、
ハンネレの昇天、クリスマスの木、青い鳥⋯⋯など30余話
【1月から12月に分類・挿画 200 点以上・総ルビ】

発行=富山房企畫
発売=冨山房インターナショナル

 



<編著者紹介>
楠山正雄(くすやま まさお)
大正・昭和期の児童文学者、演劇研究者。早稲田大学英文科に入学。
島村抱月、坪内逍遥に師事。大学卒業後、早稲田文学社などを経て、冨山房に入社。
雑誌、事辞典、単行本など多くの本に関わり、児童文芸雑誌「赤い鳥」などに古典や昔話の再話を発表。
『アンデルセン童話集』や本書など編著作多数。1950(昭和25)年、逝去。

挿画紹介>
岡本帰一(おかもと きいち)
1888(明治21)年、兵庫生まれ。童画家。
東京市立第一中学校卒業。黒田清輝主宰の白馬会葵橋洋画研究所で学ぶ。
1912(明治45)年に岸田劉生や高村光太郎らの設立したフュウザン会に参加。
その後、冨山房「模範家庭文庫」や、童話雑誌「金の星」「コドモノクニ」などに挿画を描き始める。
1930(昭和5)年、逝去。