あるき・にすと?アルピニスト?
山のてっぺんに登ると、なぜ最高なの?
「じぶんが、じぶんに、かった~」っていうきもちになれるからよ!
たくさんのトレーニングをして、念願のたか~い山に登れたユリ子おばちゃんのお話しをきくうちに、ぼくとわたしの眼はキラキラと輝きだします。
山登りと同じ、野球もピアノも、自分が決めたことを一所懸命に練習し、途中であきらめず、最後までがんばれば、てっぺんに立ったときの最高の気持ちが味わえる。人間ってすごい!
さあ、今日から好きなことに、めいっぱいはげみましょ~。好評「おしゃべりえほん」の第3弾です。
<著者・画家紹介>
黒沼ユリ子(くろぬま ゆりこ)
1940年、東京生まれ。ヴァイオリニスト。桐朋学園高校1年で日本音楽コンクール第1位。翌58年チェコに留学。プラハ音楽芸術アカデミー在学中にプラハ現代音楽演奏コンクール第1位。62年に同アカデミーを首席で卒業、メキシコに移住。世界各地で演奏を重ね、2014年帰国。千葉県御宿の「ヴァイオリンの家・日本メキシコ友好の家」を拠点に展示やコンサートなど多彩な活動を展開中。『ゆびのこと、しってる?』に続き、恩師との共作絵本は3作め。
大西三朗(おおにし さぶろう)
1928年、北海道夕張生まれ。50年に渋谷区立笹塚小学校の図工科教師となるや、「児童画公募展」「学校劇コンクール」を指導して入選を重ねた。才知あふれる生徒だった黒沼ユリ子くんとの縁はそのときに始まる。副業にイラストを描きはじめ、68年独立。
- 投稿者
- 70歳代・女性
- 購入した動機
- 感想
- 何でも人間は挑戦し、練習し、確実に体得していく存在である、と考えさせられました。脳力も又、生まれつきではなくて考える中から生み出していくものである。自己肯定感が大切で日本の子ども達に今、育ちにくいものである事、受験力だけで無く創造力が大事なんだと教わりました。私も深いテーマの話を書きたいものです。