谷川健一

日本の原像ー民俗と古代

1.わたしの民俗学

2.古代の風景民俗学から日本古代史の謎への壮大な挑戦。柳田国男・折口信夫・南方熊楠らの精神と学問を継承し、日本人とその文化の根源をもとめて、古代とその先まで射程を延ばす、驚異の民俗学・古代学の形成。2013年に完結した『谷川健一全集』の未収録作品を収集した、貴重なコレクション全6巻の第3回配本。

「谷川健一コレクション」全6巻の特色

1.「谷川健一全集」未収録の作品を集成

2.初期の評論・時評・書評などをすべて収録

3.少年期、習作期の作品、エッセイ、書評を収録

4.テーマ別の分類と発表順の構成

5.全作品のリストを掲載

<著者紹介>

谷川健一(たにがわ けんいち)

1921年、熊本県水俣市生まれ。東京大学文学部卒業。 『風土記日本』『日本残酷物語』、雑誌「太陽」の初代編集長を経て、文筆活動に入る。『南東文学発生論』で芸術選奨文部大臣賞・第2回南方熊楠賞受賞。『海霊・水の女』で短歌研究賞受賞。1981年以来、日本地名研究所所長として現在に至る。文化功労者。2013年、逝去。

 

谷川健一コレクション3

定価:3,300円(本体3000+税)

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2020年4月
ISBN978-4-86600-083-1 C0339