吉田健一 ふたたび
川本 直
樫原辰郎 編
気鋭の書き手たちが描く新しい吉田健一
批評、随筆、小説、翻訳などマルチに活躍した吉田健一。 多面的で豊饒な魅力を持つその著作は今なお多くの人たち の心をとらえている。その生き方と作品を新たな視点から 語りつくした吉田健一評論集。 |
<編者紹介>
川本 直(かわもと なお)
一九八〇年生まれ。文芸評論家。二〇一一年、『新潮』にて「ゴア・ヴィダル会見記」でデビュー。以降、『新潮』、『文學界』、『文藝』などに寄稿。著書に『「男の娘」たち』(河出書房新社、二〇一四)。現在、フィルムアート社のWebマガジン「かみのたね」で『日記百景』連載中。
樫原辰郎(かしはら たつろう)
一九六四年大阪生まれ。映画監督・脚本家・文筆家。大阪芸大在学中に海洋堂に関わり、完成見本の組立や宣伝などを手がけた後、脚本家から映画監督に。監督作に『美女濡れ酒場』(二〇〇二)、脚本作に『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説』(二〇〇九)など。近年は文筆業が多く、著に『海洋堂創世記』(白水社、二〇一四)、『「痴人の愛」を歩く』(白水社、二〇一六)、『帝都公園物語』(幻戯書房、二〇一七)がある。
吉田健一 ふたたび
定価:2,750円(本体2500円+税)
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2019/2/21
ISBN978-4-86600-057-2 C0095