ディープ・イノベーション -起業工学が開く人類の新たな地平ー
加納 剛太 編著
本書は技術書の専門書ではありませんが、不揮発性メモリーの開発事例ではやや踏み込んで動作原理を説明しています。また、今や日本社会の普遍的インフラとなった「Suica」の開発ストーリーでも、技術面の話が出てきます。そのほか、歴史の話や物理学の話など、さながら大学の一般教養の授業のような幅広い話題が登場します。一見拡散してしまうような話が収斂してイノベーション論になっているところが、本書の特徴でしょう。沈滞ムードの日本に活を入れる栄養ドリンクとして、本書を読んでいただければ幸いです。
【著者】 |
<編著者紹介>
加納剛太(かのうごうた)
専門分野は半導体・デバイス、ディスプレイ・デバイス。1961年、大阪大学工学部電気工学科卒業、松下電器産業(株)入社。松下電子工業(株)常務取締役技術本部長等を経て、1998年、松下電器産業(株)を定年退職。1999年、高知工科大学大学院基盤工学専攻起業家コース教授に就任。同起業家コース長等を経て、(財)京都高度技術研究所文科省プロジェクト顧問、コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授、中国哈爾浜工業大学招聘教授、大阪電気通信大学客員教授、現在、高知工科大学名誉教授。
ディープ・イノベーション
ー起業工学が開く人類の新たな地平ー
定価:1,980円(本体1800円+税)
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ISBN978-4-86600-046-6 C0034
2018年2月15日