地球と生きる ─災害と向き合う知恵
<内容紹介> わかりやすい地球の科学!すべての子どもたちに。この本を書くにあたって、児童向けに地震・津波のしくみや防災・減殺の副読本的なものを視野に置きました。筆者が最も主張したいのは、地球や海洋ならびに地震・津波の発生のしくみへの興味と理解です。 さらには、若い皆さんに対して、将来の地震・津波減災研究、自然災害研究や明るい未来社会研究への誘いです。本書が将来、最先端の科学・技術のリーダーとして、防災・減災の地域指導者として、地域コミュニティーを支える人材となるための「きっかけ」となれば幸甚です。 「おわりに」より |
<著者紹介>
金田義行(かねだ よしゆき)
1953年、東京生まれ。東京大学理学部研究科大学院地球物理専攻修士課程修了、理学博士。専門は地震学、減災科学研究。現在、香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構副機構長、地域強靭化研究センター長、特任教授。文部科学省委託研究「南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト」総括責任者。情報科学技術委員会委員ほか多数務めている。著書:『先端巨大科学で探る地球』など多数。
- 投稿者
- 90代 男性
- 購入した動機
- 感想
- 見事なイラストを含めて、低学年の子ども達向けのようになっていますが、どうして、私にとっても整理されていなかった地球の話、「ゆで卵の殻」と例えられていたプレートの話、地球の宇宙の中での位置づけ、月震など、また、地球内部のイラストなど、私の頭の整理に、大変裨益する本でした。子どもから成人向けにも資する本だと思います、金田先生も大変ご苦労された逸品だと思います。