42本のローソク
『ほしいものが簡単に手に入る世の中になり、それは子どもの生きる世界にもさまざまな影響を及ぼしています。便利で豊かになったかにみえる一方で、知らずに失っているものがあります。 知恵と工夫で誰かを幸せにすることがもたらす深い喜び、だいじな人を守りたいという素直な気持ち、ほしいものを手に入れるまで、ひたむきに何かを続け、待ち、辛抱する大切さ――著者の少年時代の逸話を通して、現代の暮らしで得がたくなった心のひだを伝える一冊です。 <内容紹介> |
<著者紹介>
塚本やすし
1965年、東京都生まれ。絵本作家。
主な絵本『がんばるぞう』(金の星社)、『とうめいにんげんのしょくじ』(ポプラ社)、『いのりの石』(文・こやま峰子/フレーベル館)●、『うんこ』(詩・谷川俊太郎/ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『いきものとこや』(アリス館)、『せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲 のこと』(文・塚本千恵子/東京書籍)、『そのこ』(詩・谷川俊太郎/晶文 社) その他多数。エッセイに『猫とスカイツリー・下町ぶらぶら散歩道』(亜紀書房)
主な絵本『がんばるぞう』(金の星社)、『とうめいにんげんのしょくじ』(ポプラ社)、『いのりの石』(文・こやま峰子/フレーベル館)●、『うんこ』(詩・谷川俊太郎/ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『いきものとこや』(アリス館)、『せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲 のこと』(文・塚本千恵子/東京書籍)、『そのこ』(詩・谷川俊太郎/晶文 社) その他多数。エッセイに『猫とスカイツリー・下町ぶらぶら散歩道』(亜紀書房)
- 投稿者
- 40代 男性
- 購入した動機
- 私は46才です。本のタイトルと表紙の絵から「自分に合うストライク」との直感であったため
- 感想
- 我が家は、私、妻、長男、次男の4人家族です。自営業です。本の内容との共通点も多く、興味深いストーリーでした。世に出回っている名作の多くは、母と子のストーリーが多いものです。子どもが兄弟として語られる場合も、姉妹だったり、兄と妹(または、姉と弟)だったりするケースが多いものです。本書は、「父」が話の中にあり、男兄弟が主人公であり、少数派の物語だと思います。少数派でありながら、名作中の名作と思います。一人でも多くの人の目に留まることを望みます。
- 投稿者
- 70代 女性
- 購入した動機
- 42本のローソクなんて、どうしてケーキに立てるのだろうと思い。
- 感想
- 驚きました!! 厄落としに兄弟でケーキを買ってプレゼントするなんて。子どもの絵本ではない、大人の絵本です。感動する。 大人の高齢者施設で読み聞かせしよう。