エドムンド・グラプコフスキ 著 足達和子 訳
日本初の評伝
ヘンリック・ヴェニャフスキは、世界のバイオリン界で最も優れた個性の19世紀中期の、ポーランドのバイオリニストである。また、彼の作品は今も生き、最も著名なバイオリニストたちがその作品を演奏している作曲家であるが、日本ではほとんど知れわたっていない。
本書は、幼児期から最期の日々まで、血が通い、骨格もある、人間としてのヴェニャフスキを浮きぼりにした日本初の評伝である。
<著者・訳者紹介>
エドムンド・グラプコフスキ
1924年、ポーランド生まれ。新聞記者を経て、ヘンリック・ヴェニャフスキ音楽協会、ヘンリック・ヴェニャフスキ国際バイオリン・作曲・リュート・コンクールなどの事務局長を歴任。1998年、逝去。
足達和子(あだち かずこ)訳
法政大学文学部卒業後、ワルシャワ大学留学。ポーランド航空、静岡産業大学勤務ののち、翻訳に従事。著書に『日ポ・ポ日小辞典』『ショパンへの旅』等。訳書に『美しいハンナ姫』『くつやのドラテフカ』等多数。2015年にポーランド大統領から<カバレルスキ十字勲章>を授与された。

 


 

ヘンリック・ヴェニャフスキ ――ポーランドの天才バイオリニスト、作曲家

定価:1,980円(本体1800円+税)

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ISBN978-4-86600-013-8 C0073

2016年8月25日