<内容紹介>
あなたの心のそばに大切においてください。
ふんわりとま白い雲のようなおひげの先生のお話。パシュラル先生は、ふだん心のなかのどこか、ほし草のように気持ちのよいところで暮らしています。そしてうっかり忘れそうになると、ひょっこりとあらわれて、よい話し相手になってくれたり、やさしい夢の世界へといざなってくれます。そんなやわらかな、白い雲のような、私のたいせつな人です。「こころには森がある パシュラル先生のはるかな旅」あとがきより |
<著者紹介>
はらだ たけひで
1954年、東京生まれ。1975年、岩波ホールに入社、1978年にグルジア映画『ピロスマニ』(配給は日本海映画)の公開にたずさわる。1989年に初めての創作絵本『パシュラル先生』(産経児童出版文化賞)を発表。第二作『フランチェスコ』でユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞を受賞。以降、パシュラル先生のシリーズのほか、『大きな木の家 わたしのニコ・ピロスマニ』『放浪の画家 ニコ・ピロスマニ ー永遠の憧憬、そして帰還』など。挿画も『十歳のきみへ』『森のおくの小さな物語』など多数ある。