にほんよいくに1 日本の神さま
絵と文で親子で楽しむ《にほんよいくに》 日本人には、祖先たちがたえまなく伝えてきたかけがえのない伝統があります――すべてのものとひとつになって生活しようという共生という生き方、神さまや祖先のおかげで生かされているという感謝の心、周りの人や国のことを考えることが結局は自分の幸せにつながるという考え方などです。春日大社の宮司であった著者は、子どもたちが日本人としての心を忘れ、日本人という自覚も誇りも失ってしまった世の中の風潮に大きな危機感を抱きました。日本には縄文時代より祖先たちが連綿と伝えてきたかけがえのない伝統と歴史があります。そこから培われた知恵を伝えることが著者の願いです。 このシリーズは日本人の根底を流れる真実の心と生き方をわかりやすく語っています。ぜひとも、お子様とご家族の皆様ご一緒に読んでいただきたいと思います。 |
<著者紹介>
葉室 賴昭(はむろ よりあき)
昭和2年、東京に生まれる。学習院初・中・高等科を経て、昭和28年、大阪大学医学部卒業。昭和33年、医学博士号取得。昭和38年、大阪市大野外科病院長、昭和43年、葉室形成外科病院を開業。昭和57年、大阪国学院通信教育部入学。平成3年神職階位・明階を取得。平成4年、枚岡神社宮司、平成6年、春日大社宮司。平成11年、神職階位・浄階、神職身分1級を授けられる。平成21年1月、逝去。【主な著書】「〈神道〉のこころ」「神道と日本人」「神道 見えないものの力」「神道〈いのち〉を伝える」「神道 感謝のこころ」(以上、春秋社)など多数。