イソップものがたり 最新版
編 楠山正雄
畫 武井武雄
畫 武井武雄
<内容紹介> きたかぜとたいよう/ぶたとひつじ/うさぎとかめ/ろばとちん/おおかみとこひつじ/いぬとかげ/きつねときこり/かえるとうし/たかととびとはと/ねずみのかいぎ/ きつねとこうのとり/きつね とぶどう/ねこのおいしゃ/ありときりぎりす/あぶとしし/らくだ/やぶいしゃ/かしわのきとあし/からすときつね ……イソップの名場面が読みやすい文章、 しかも総ルビ付きで。 低学年から読め、ご自身の愛蔵版にも最適。 発行=富山房企畫
発売=冨山房インターナショナル
|
<著者・畫 紹介>
楠山正雄(くすやま まさお)編
1884(明治17)年、東京銀座生まれ。早稲田大学英文科卒。早稲田文学社、読売 新聞社を経て、冨山房に入る。児童書の編集、百科事典の編集、翻訳、創作、演 劇評論を行う。その数は膨大である。1950(昭和25)年、死去。
武井武雄(たけい たけお)画
1894(明治27)年、長野県岡谷市生まれ。東京美術学校卒。童画家、版画家、童 話作家、造本家。『武井武雄画噺』『おもちゃ絵諸國めぐり』など多くの著作があ る。挿画・装幀も多く手掛けた。生地の岡谷市にイルフ童画館(日本童画美術館)があり、作品が多数収蔵・展示されている。1983(昭和58)年、死去。
イソップものがたり 【最新版】
定価:2,640円(本体2400円+税)
お求めは、こちらから!
- 投稿者
- 70代 女性
- 購入した動機
- 挿絵が武井武雄だったので。
- 感想
- 編集者のことばが素晴らしい。子どもの心の一番深いところに届くことばと、子どもが自分の頭と心と身体で行動し生きていく力を読者によって培い、育むための良い本。絵の本を作り続けて欲しい。奇をてらっり、ただ可愛い、ただ戦うだけではない、本が作られることを切に願っている。 子どもの心と頭と身体をつくるのは、大人の両親と責任だと思う。
- 投稿者
- 男性
- 購入した動機
- 昭和16年生まれの私です。小さい頃母の実家で大人数の叔母、妻と遊んだ武井武雄先生のカルタ、「青のっぱ赤のっぱ」を思い出してあの独特の絵を、孫子ども達に見せてやろうと思い、購入しました。
- 感想
- 「青のっぽ赤のっぽ」の絵本をご存知であれば、教えてください。 最新版「イソップものがたり」ですが、さすがに素晴らしい本でした。大満足しています。
- 投稿者
- 80代 女性
- 購入した動機
- 私の80歳の誕生祝に孫(23歳娘の長男)からのプレゼントです。他にも武井武雄画お「泣いた赤鬼」が掲載されている「ことり8」を探し出し、古書店から取り寄せ、「別冊太陽 武井武雄の本」と合せて3冊プレゼントされました。
- 感想
- 全ての絵が素晴らしく、毎日見ています。 繰り返し何度見ても、見飽きる事がありません。人物の表情や動物たちの姿も見るたびに新しい発見があり、心がときめきます。また、「木」の部分も大好きです。31ページの木を見た時、子どもの頃に見た絵本に同じようなきがあり、嬉しかったです。子どもの頃絵本で武井武雄氏の絵に出合い、武井武雄の絵が大好きになりました。1993年に三越美術館での童画の世界展で「子供の友 原画集3武井武雄」を購入し大切にしています。今回孫からのプレゼントで復刻版がある事をしりました。古書も販売されている事も知りました。楽しみが増えました。
- 投稿者
- 70代 男性
- 購入した動機
- 武井武雄の挿絵というので、もしかしたら幼い頃読んでいたヤツかと思って。
- 感想
- ドンピシャリでした。母が大正14年生まれで、時瓶が子どもの頃読んだものを引揚の時に持ってきたようで、装丁も記憶のもののままで、間違いありませんでした。勿論、中の絵もまるで昨日のようによみがえり、大変うれしく鑑賞しています。今強く思うのは、絵本は何といっても絵の力です。最近の絵本も目を通しますが、子ども向けという事を意識して、子どもに媚びるような絵が多く、芸術になっていません。武井、初山、いささき等の作品は絵がすべてを物語る力があり、大人にも訴える力がある、本当のアートです。今の若い人たちにも、ぜひ本物を! 子どもこそ、本物がわかります。
- 投稿者
- 80代 女性
- 購入した動機
- 新聞広告を見て、すぐに本屋にまいりましたが、売り切れで注文して帰りました。
- 感想
- 若い頃、編集者楠山正雄さまの英国留学時代の本を買ったことがあります。その時、冨山房で同氏編の「日本童話宝玉集下巻」を入手し、美しい日本語に感動いたしました。数年かけて上巻も入手、文字通り「宝玉」になって大切にしています。活字離れと言われる時代に、復刻して下さる御社に感謝いたします。