サイエンスカフェにようこそ! 3 —科学と社会が出会う場所
本書は2006年から東京神保町の「サロンド冨山房 フォリオ」で開催されているサイエンスカフェの記録です。毎回、領域を牽引していらっしゃる素敵な方々のお話と、会場の皆さまとのディスカッションが収録されており、シリーズ3巻目の本書には、「数学の3つの働きとは何か?」「人類が地球上の生物に及ぼした過酷な影響とは」など幅広い、興味のつきない話題が収められております。 サイエンスカフェのコーディネーターであり編者である室伏きみ子先生の言葉には、サイエンスカフェの取り組みへの熱い思いが伝わってきます。「目覚ましい進歩を遂げ、益々複雑化している科学・技術は、その中で生活することを余儀なくされている市民にとって、ブラックボックスとなってしまっている感があります。科学・技術の持つプラス・マイナスの両面を伝え、一般の方々が自ら考え、判断することをお手伝いするのが、このサイエンスカフェの目標です。」思いがたくさん詰まった本書で、まずサイエンスカフェの面白さを実感してください。 >第1巻はこちらからご覧になれます |
お茶の水女子大学大学院非常勤講師。歯学博士。日本遺伝カウンセリング学会評議員、NPO法人遺伝カウンセリング・ジャパン理事、人間情報学会理事。社会の科学リテラシー向上をめざすアウトリーチ活動や遺伝リテラシー啓発教材の開発研究などに携わっている。著書・編著に『遺伝カウンセラーその役割と資格取得に向けて』(真興交易医書出版部)、『人類遺伝学用語事典』『遺伝カウンセラーのための臨床遺伝学講義ノート』(オーム社)、『サイエンスカフェにようこそ!1〜3』(冨山房インターナショナル)ほか多数。
お茶の水女子大学名誉教授。医学博士。NPO法人お茶の水学術事業会理事、NPO法人遺伝カウンセリング・ジャパン副理事長、人間情報学会会長など。文部科学省、経済産業省などの審議会委員を務める。専門は細胞生物学・生化学。細胞の増殖や分化がどのように調節されているのか、細胞や生物個体がストレスに対してどのように身を守るのかなどを研究している。著書に『図説生命科学』『ストレスの生物学』『やさしい細胞の科学』(オーム社)、『バイオサイエンス事典』(朝倉書店)、『生物みなきょうだい』『こぐま園のプッチー』(冨山房インターナショナル)『科学を文化に』『今、なぜ、若者の理科離れか』(日本学術協力財団)ほか多数。
サイエンスカフェにようこそ!3
-科学と社会が出会う場所-
定価:1,760円(本体1600円+税)
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2011年10月28日
ISBN978-4-905194-24-8 C0040