鈴木孝夫 著
<内容紹介>
国際社会を生き抜くために、ことばこそ武器だ。領土・資源摩擦、農産物を含めた貿易摩擦、さらに合法的調査捕鯨への”海賊まがいの妨害”に至るまで、日本を取り巻く国際環境は日を追って厳しさを増している。
日本が進むべき道は「武力政治」でも「金力政治」でもない、唯一「言力政治」。
日本人の心のしくみを随所にのぞかせつつ、自らの「ことば外交」の実践を披露。「言語戦略」の必要性を強く訴える。
<著者紹介>
鈴木孝夫(すずき たかお)
1926年、東京生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は言語社会学、文化意味論、外国語教育等。慶應義塾大学医学部予科、同大学文学部英文科卒業。慶應義塾大学教授、イリノイ大学、イェール大学教授、フランス高等社会科学研究院客員教授等を歴任。著書に『ことばと文化』『武器としてのことば』『閉された言語・日本語の世界』『人にはどれだけの物が必要か』等多数。震災・原発事故後、2011年6月に緊急出版された『しあわせ節電』(文藝春秋社)は社会的に大きな反響を呼ぶ。2021年2月、逝去。

あなたは英語で戦えますか
(国際英語とは自分英語である)

定価:1,760円(本体1600円+税)

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2011年9月19日
ISBN978-4-905194-20-0 C0082