谷川健一全集 第21巻 古代・人物補遺 四天王寺の鷹 人物論
谷川 健一 著
四天王寺はふしぎな寺である。境内に、仇敵・物部守屋を祀った祠があり、また、その配下の末裔は四天王寺の公人として先祖の栄光を忘れずに今に生きる。物部氏と秦氏の事跡を綿密に探索し、 秘められた謎を解き明かした大著『四天王寺の鷹』と、 著者のするどい洞察力でせまる多彩な人物論を収録。 【 内容 】 四天王寺の鷹 物語の発端 豊前の鷹 良弁とは誰ぞ 秦姓の舞 永奴婢の末裔 聖霊会と公人長者人物論 松浦武四郎 知里幸恵・バチェラー八重子 陸羯南 岩崎卓爾 伊波普猷 比嘉春潮 喜舎場永珣 南方熊楠・鶴見和子 金関丈夫 高群逸枝 中村吉治 宮本常一 都丸十九一 和歌森太郎 永留久恵 小野重朗 五来重 高取正男 坪井洋文 宮田登 大林太良 青木繁 岡本太郎 土方久功 深沢七郎 村上一郎 島尾敏雄 寺山修司 林達夫 白川静 大和岩雄 |
<著者紹介>
谷川健一(たにがわ けんいち)
1921年、熊本県水俣市生まれ。東京大学文学部卒業。 『風土記日本』『日本残酷物語』、雑誌「太陽」の初代編集長を経て、文筆活動に入る。『南東文学発生論』で芸術選奨文部大臣賞・第2回南方熊楠賞受賞。『海霊・水の女』で短歌研究賞受賞。1981年以来、日本地名研究所所長として現在に至る。文化功労者。2013年、逝去。
谷川健一全集 第21巻 古代・人物補遺
四天王寺の鷹 人物論
定価:7,150円(本体6500円+税)
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2011年3月26日
ISBN 978-4-905194-08-8 C0339