おてんばちいちゃんの夏休み こども土佐絵日記
終戦翌年の南国土佐絵日記。おてんばちいちゃんは、暖かい愛情に包まれた愉しく愉快な毎日を、「夏休み絵日記」に綴りました。 本書は、終戦の翌年(1946年)に南国土佐の小学6年生の少女がつけた、夏休みの絵日記です。少女の日常が、楽しい絵と文章で、のびのびとおおらかに、ありのままに描かれ、日々の暮らしの楽しさや、あたたかな家族の愛情が、ひしひしと伝わってきます。そして、今も昔も変わらない、子どもたちの豊かな心に気づかされます。日本中がまだ貧しく復興をめざしていた時代の、子どもの目線によるリアルな記録としても意義のある一冊です。 |
<著者紹介>
湯川 千恵子(ゆかわ ちえこ)
1935年、高知県宿毛市生まれ。61歳のときにアメリカへ留学し、ミシガン大学大学院を卒業。その経験を『私は二歳のおばあちゃん』(冨山房インターナショナル)にまとめる。著書に、『主婦のアメリカ体験』(日貿出版社)『一粒の麦』(ドン・ボコス社)がある。ラジオ「心のともしび」にてメッセージを送り続けて三十年余、エッセーを執筆中。
- 投稿者
- 70歳・女性
- 購入した動機
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- 感想
- 私は高知県宿毛市で生まれました。昔のことが色々と書いてあり、本当に嬉しく思いました。
- 投稿者
- 60代 女性
- 購入した動機
- 著者を知っていたが、生い立ちとかは全く知らず、1冊買ってその日のうちに読み上げ、同年の京都に住む長兄にプレゼントするため、もう一冊買いました。
- 感想
- 絵といい、文といい、何と明るい内容だろう。何と温かい家族だろう。何とちいちゃんの素直な心だろう。季節は冬に向かっているが、私はこの本のお蔭でポカポカした倖せな冬を迎える事ができそうです。
- 投稿者
- 60代 男性
- 購入した動機
- 「広報すくも」(高知県宿毛市役所発行)の紹介記事を拝見。宿毛を愛する宿毛出身の一人です。
- 感想
- 失礼を省みず申し上げるのなら、まるで自分が書いた本ではないかと思われるほど、自分自身の心の原風景をご本の中に見て、本当に感激したしております。1949年生まれですが、私の宿毛もちいちゃんの絵日記当時とおなじだったと思い出しております。早速、友達たちにも紹介し、自分のHPでも取り上げさせていただきましので、よろしければご参照ください。
- 投稿者
- 70代 男性
- 購入した動機
- 上記の本をお送りいただき、ありがとうございました。
- 感想
- 私も宿毛市の出身ですが、当時の宿毛のようきょうが生き生きと描かれており、大変興味深く読みました。絵がとてもステキで、NHKの龍馬伝が放映中で土佐弁もポピュラーになり、タイムリーな出版だと思います。
- 投稿者
- 70代 女性
- 購入した動機
- 湯川さんに道で お会いした時にお聞きして、同年代でぜひ読ましていただこうと思いました。
- 感想
- 私は毎日の絵日記はすごく苦痛でした。ちいちゃんはまあ何とのびのびと楽しく六年生でこんなに感情豊かに眞直に描写して、75才の私が感激して、こんなこともあったと遠い昔に懐かしくなりました。早く両親に分かれられたのに、周囲の優しい愛情のある家庭で楽しく過ごす夏休みを暖かくホーとして読ませていただきました。回虫は私も思い出しても今もお尻の辺りがゾクッとします。絵もあのころはみんなおかっぱでした。心暖かくしていただいて、ありがとうございました。
- 投稿者
- 70代 女性
- 購入した動機
- 書店にでるよりも先にお送りいただきました、感謝いたしております。
- 感想
- 残念ながらちいちゃんとは高校時代からの親友で、絵日記には登場できませんでしたがあのころの宿毛の風景や暮らしぶりが手に取るように思い出されて、涙ぐんでおります。不況の波は例外なく宿毛にも吹き荒れておりますが、ちいちゃんのように薄幸でも明るくのびのびと成人する子どもが多く育って明るい宿毛が戻ってくる日を祈っております。中二の孫や老いた妹や友人にプレゼントして、とても喜ばれております。どうぞたくさんの人に求められますよう期待いたしております。一足先に旅立ったせっちゃんも喜んでいることでしょう。
- 投稿者
- 購入した動機
- 感想