円空流し
松田 悠八著
・小島信夫文学賞(『長良川 スタンドバイミー1950』)作家が瑞々しい 岐阜言葉で描く、1950年代の高校群像。 演劇部の女優に一目惚れした少年たちは、こぞって岐阜の高校を目指す。 舞台づくりに没頭する「ぼく」たちの高校生活。卒業行事「白線流し」を端緒に、 肉親の死、土地に縁のある円空仏などが折り重なる。 「岐阜新聞」大人気連載小説、待望の書籍化。 |
<著者紹介>
松田 悠八(まつだ ゆうはち)
1940年、岐阜市生まれ。長良小学校、長良中学、岐阜高校を経て、早稲田大学文学部入学。卒業後、出版社に勤務。主な編集担当書籍に『パパラギ』『海からの贈り物』『モンゴメリ日記』がある。その後、独立してフリーになり、処女作『長良川 スタンドバイミー 1950』(作品社)で第三回小島信夫文学賞を受賞、作家活動に入る。
円空流し
定価:1,760円(本体1600円+税)
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2009年11月13日
ISBN978-4-902385-72-4 C0093
- 投稿者
- 男性
- 購入した動機
- 著者の松田悠八氏は、高校の先輩ですが直接氏より本書の発行を伺いました。
- 感想
- この小説の頃の時代背景や登場人物も想像でき、楽しく読ませてもらいました。なるほどそうだったのかと納得できることもありました。正に青春の思い出の再現でした。