国民リーダー 大隈重信
片岡 寛光 著
本書は、リーダーシップ論を柱として、明治の建国に当たったリーダー群像の一人であった大隈重信の生涯を、他のリーダーたちとの関わりや対比を通じて照射しようとする。 大隈は新知識として明治政府に登用され、才覚を発揮し、他のリーダーとの協調と背離の交錯する中で八面六臂の活躍をする。大久保利通遭難の後には、誰が国家を率いるかで明治14年の政変となった。本書は新史実を掘り起こし、既知の事実に再検討を加えてその真相に迫る。 それを機に建国のリーダー群像を離れた大隈は、国民リーダーとしての新しい基盤を築いていく。 それは近代国家がその様相を変えて発展していく段階に対応するものであった。 |
<著者紹介>
片岡 寛光(かたおか ひろみつ)
政治学博士。早稲田大学名誉教授。中国国家行政学院名誉教授。日本オンブズマン学会理事長。
著書に『行政国家』『行政の設計』 『内閣の機能と補佐機構』『国民と行政』『行政の構造』『官僚のエリート学』『職業としての公務員』 『責任の思想』『公共の哲学』他。
著書に『行政国家』『行政の設計』 『内閣の機能と補佐機構』『国民と行政』『行政の構造』『官僚のエリート学』『職業としての公務員』 『責任の思想』『公共の哲学』他。
国民リーダー 大隈重信
定価:3,080円(本体2800円+税)
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2009年7月27日
ISBN978-4-902385-76-2 C0023
- 投稿者
- 30代 男性
- 購入した動機
- 小学生のころより歴史の本をたくさん読んできている。大学でも政治史専攻。最近は歴代首相の人物伝にシフトしている。
- 感想
- 政治力学から明治維新を論じたのが関心をひいた。西郷の征韓論については修正を迫られた。難は、組閣後の記述が全くと言っていい程ない事。彼の帝国主義に対する考えはどうだったのか?特に彼の存在中、対華21ケ条要求が発生しており、後の日本の中国侵略につながる事柄なだけに、彼の評価には絶対欠かせないだろう。
- 投稿者
- 50代 男性
- 購入した動機
- 明治14年の政変について知りたかった。英学を志した師の意図は?自由民権運動をいかに乗り切ったのか、21か条要求と5.4運動について知りたい。
- 感想
- 大隈候の写真が欲しい。特に早稲田の大学、高校、中学の写真が欲しい。五十嵐力教授のことを知りたい。
- 投稿者
- 40代 男性
- 購入した動機
- 早稲田大学を創立した、明治の偉大な政治家。「大隈重信」にとても関心があったからです。また、大隈の在野精神を知りたかったからです。
- 感想
- 伊藤博文や松方正義、黒田清隆たちのライバルとして、明治14年の政変で一度は政界から追放されながら持ちまえのバイタリティーで政界復帰を見事に果たした立派な政治家です。また、小野梓、高田早苗と共に早稲田大学の経営に尽力され、2度の首相経験が、その活躍が本書により確かに書かれています。
- 投稿者
- 40代 男性
- 購入した動機
- 昭和31年早大卒(教育・社会学科)創設者大隈公のことについて、その人物像を知りたかった。
- 感想
- この本を読ませていただき、早大の在学中に80周年を迎え、今回125周年を過ぎ、現在、早大に学んだこと喜びに堪えません。
- 投稿者
- 男性
- 購入した動機
- 朝日新聞
- 感想
- 大隈重信の業績については大まかでは判っていても詳しい内容までは判らなかったので欲しかった。
- 投稿者
- 70代 男性
- 購入した動機
- ①先日「学問のすすめ」を読み終えた ②母校の創設者
- 感想
- アンケートに答えてから、切手を貼ることに気がついた。 参った! 大先生の顔を立てよう!