山下 一郎 著
表具師である山下家に生まれ、根岸の豪邸で育った著者が、 大槻文彦の「根岸及近傍圖」に沿って、大正・昭和の根岸界隈の風景を描いた。
情緒溢れる人間模様、いきいきとした下町風情、古き良き時代の家族の温かさ…。
当時の生活を知る著者ならではの追憶の日々。
<著者紹介>
山下 一郎(やました いちろう)
1913年生まれ。戦時中は気象庁に勤務、霧ヶ峰測候所と諏訪気象観測所を兼務。終戦後は学習院大学にて教師となる。現在は夏は軽井沢、冬は東京でのんびりとした隠居生活を過ごしている。

 

鶯の谷 根岸の里の覚え書き

定価:1,980円(本体1800円+税)

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2007年12月22日
ISBN978-4-902385-50-2 C0025