じいちゃが今、伝えたいこと。
アスファルトの道もテレビゲームもケータイもない。
遊び相手は、虫や魚に草木や石ころ大切な友達は、山や川。
けっして豊かな暮らしではなかったけれど、豊かな心がありました。
95歳の童画家が描く、美しくやさしい日本の姿。あったかいぬくもりがいっぱいつまった童画集です。
第53回産経児童出版文化賞「ニッポン放送賞」受賞
<作者紹介>
熊谷元一(くまがい もといち)
1909年、長野県生まれ。日本の写真家。童画家。
戦前戦後を通じて写真撮影を続け『一年生 ある小学教師の記録』(岩波書店)により、第1回毎日写真賞を受賞。童画家としての活動も並行し、絵本や画集の刊行も行った。写真家としては、一貫して農村を撮影し、特に子供の姿を撮影し続けた。2010年、逝去。