ネコのつけた日記
「ぼくの名はシュヌル。青い目の典型的なおすネコだ。 ぼくは現在、おそろしくでかい二本脚のところに住んでいる。 毎日いろんなことが起こるんで、日記をつけることにした。 まあ、読んでみてくれ」 ネコのシュヌルが緑と花いっぱいの野原で生まれ、 挫折と放浪のはてに愛する家族と幸せに暮らすまでの波瀾の半生を、ありのままにつづったネコ的私小説。 |
<訳者紹介>
山口 四郎(やまぐち しろう)
1919年生まれ。東京大学文学部にてドイツ文学を学び、旧制第五高等学校、第四高等学校教授を経て、中央大学文学部教授、現在は同校名誉教授。 著書に、「ドイツ韻律論」、「ドイツ詩を読む人のために―律論的ドイツ詩鑑賞―」、訳書に、ケストナー「飛ぶ教室」、「グリム童話1・2・3」、「ネコのつけた日記」など多数。
- 投稿者
- 71歳・女性
- 購入した動機
- 朝日新聞に青い目のオスネコと紹介されていた貴社の広告を発見、青い目のオスネコが突然家出してしまいやっとあきらめたのですが・・・・・・。
- 感想
- 「そうなの!! そうなの!!」と思わず声を出してしまう。作者はネコをよーくご存じの方ですね。ニヤニヤしたり大フンガイしながら読みました。(中略)これからもステキな「ネコ」をご紹介して下さい。