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今、私たちは新型コロナ感染症社会に暮らしています。交通機関の発達で時空間が狭くなった分、感染症の感染拡散スピードが急速に増加しています。

一方、新型コロナ艦戦渦とは別に気候変動による甚大な風水害や異常高温ならびに地震・津波・火山噴火といった自然災害も多発しています。

今後は、感染症社会と自然災害が日常化する「共災社会」の中で、命と暮らしを守って充実した生活をする術が求められています。

防災・減災カレンダーはその術の一つです。

防災教育の中で「自助」、「共助」の必要性が言われていますが、新型コロナ感染禍でも「感染しない」、「感染させない」という意識は「自助」、「共助」と同様です。

さらには昨年のパラリンピックでパラアスリートが体現した素晴らしい能力を目の当たりにすることで、多くの人は感動を超え畏敬の念に似た感情を抱いたと思います。

その結果、自分や他の人の存在を自他ともに認めて生きる「自存」、「共存」の精神を呼び覚まされました。私たちは共に支え合い、励まし合いながら「奇跡の星」地球と生きているのです。災害を乗り越え、様々な困難を乗り越えた先にある明るい未来に向けた努力を惜しんではいけないのです。

(株)冨山房インターナショナルから出版されている「地球と生きる」の趣旨は、まさにそれに沿ったものです。

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